黒部湖から奥黒部ヒュッテまでの記録は DAY1 で。
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読売新道を歩き、赤牛岳・水晶岳・鷲羽岳へ
行動記録
コース詳細・行動時間等はYAMAPでご確認ください!
読売新道-赤牛岳-水晶岳-鷲羽岳-黒部五郎岳-2019-09-13 / drop inさんの北ノ俣岳(上ノ岳)・赤牛岳・赤木岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
読売新道へ
2日目、1時半に起床。
夕方くらいからぐっすりだったので眠気はない。
ささっとご飯を食べて、テントを撤収。
奥黒部ヒュッテに泊まるということは、これから読売新道を目指す人も多い。
すでに出発しているパーティも何組かいた。
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真っ暗の中、いよいよ読売新道を歩きます。
あまり暗い内から行動するような縦走はしないので
慎重に行きたいと思います。
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日の出まだかな、と何度思ったか…
人生でこれほど日の出を待ち望んだ事はないだろう笑
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「2/8」の標識のところまで来ました。
コースタイムでここまで3時間。
かなり良いペースで来ることができました。
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やっと空が明るくなってきました。
しかし、まだ足元は暗い。
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ここまでひたすら登りました。
トラバースというトラバースもないので本当に登りだけと言った印象。
5時半ごろからヘッドライトが不要に。
そして、後ろには絶景!立山が!
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読売新道、4/8を通過
標高2,350m付近、標識的には半分まで来ました。
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進行方向が開けてきました。
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ポカポカ陽気で歩くのが気持ちが良い。
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黒部源流を挟んで薬師岳がお目見え。
見渡せど山ばかり、まさに眼福。
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そろそろ赤牛岳が見えそう。
どんな山なのか楽しみ。
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さぁ、最高の稜線歩き!!
疲れも吹き飛ぶというものです。
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一目でわかる、槍ヶ岳が可愛く頭を出してます。
しばらく行けてない槍ヶ岳。また行きたいなぁ。
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「7/8」標識はなぜかボロボロ。
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もうすぐ赤牛岳の頂上です。
赤牛岳の手前に地図では「ガレ場 転落、落石注意」とあったが、
あまり気にならなかった。
とても歩きやすい稜線だった。
赤牛岳に到着
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読売新道、踏破!
本当にひたすら登った。時刻はちょうど8時。
暗闇との戦い、距離との戦い、標高差との戦い。
キツいと言われる理由はわかるが、
ただキツい・しんどいルートではない。
山と向き合うことのできるルート、自分が本当に山が好きか問われる道だと思う。
赤牛岳からの景色は最高だったが、今日の行程はここからも長い。
次の水晶岳(黒岳)を目指します。
水晶岳(黒岳)へ
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赤牛岳から温泉沢ノ頭まで2時間、
そこから水晶岳まで50分というコースタイム。
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日本のラストフロンティア「雲の平」
学生時代に黒部源流釣行と絡めて
雲の平で一泊した。
釣り上がってのテント泊で、雲の平では疲れていたので寝て終わった(笑)
雲の平で余分に一泊するゆったり山行に行きたい。
本当はお盆に雲ノ平に行く計画をしていたけど、天気もあって断念した。
いつか必ずリベンジしたい!
今回の1つの目標である黒部五郎岳が見えた。
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楽しみだ。(ただ、めちゃくちゃ遠く感じる笑)
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歩いてきた道を振り返るのも縦走の醍醐味だと思う。
我ながら、頑張って歩いた。
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尖った岩や石がゴロゴロと。
転んだら、擦り傷がたくさんつきそう笑
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美しい稜線が目の前に広がっている。
でも、なぜかペースが上がらない。
コースタイム通りのペース。
遅れているわけではないので焦らず進む。
流石に読売新聞で疲れが出てきたか?
あとから考えると暗闇の中1人で歩くのは
精神的にも疲れたのかなと思う。
この稜線に入って登山者とすれ違ったとき、安堵したのを覚えている。
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温泉沢ルートは破線の熟達者向きのルートみたいです。
雲ノ平ゆったり山行と絡めて高天原山荘にも行きたい。
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まだまだ行きたいところがある。
これからもいろいろな山に行きたいものです。
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水晶と聞くと綺麗な宝石のイメージから女性らしい山なのかなと思うけど
岩に覆われていてものすごく男性っぽい山ですね笑
そういえば、黒岳とも呼ばれるなぁと気付きました。
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稜線上ではない縦走路、そしてガレているので
悪天候などの視界不良時は注意ですね。
晴れていれば、しっかりと登山道が見えます。
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水晶岳の山頂が見えました。
水晶岳
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雰囲気◎の看板が渋い。
水晶岳に向かう途中から登山者が多くなった。
もちろん、頂上にも結構な人がいた。
北アルプスの奥地ではあるが、鷲羽岳と並んで人気の山なだけはある。
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個人的には赤牛岳〜温泉沢ノ頭が地味にキツかった。
時刻は、11:30 AM。
鷲羽岳経由で俣山荘までコースタイムで2時間半ほど。
テント場問題を考えると15時前には着きたい。
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水晶小屋に到着。
名物“力汁”を絶対に飲むと思っていたのだが…
待ち時間がすごいので断念。
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こちらも未踏のルートです。
野口五郎岳、烏帽子岳もいつか必ず行きたい。
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最高。
うん。それ以外、特に言うことはない(笑)
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気づくと通過してた…
行くのが面倒で下から撮影(笑)
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鷲羽岳へのラストスパート。
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山頂はもうそこです。
鷲羽岳
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やっと到着!念願の鷲羽岳。
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クレーターのよう。
壮大な景色。
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あそこにイワナがうじゃうじゃいるんだよなぁ〜
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あとは下るだけ。なかなかの急登でガレ場である。
たくさんの人が登ってくるので、落石には特に注意が必要。
三俣山荘が小さく見えました。
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三俣山荘に到着
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ゴール!
受付でどちらからと聞かれ、
「奥黒部ヒュッテから」と答えると今日一番乗りですね!と言ってもらえた。
何組が読売新道から上がってくるか事前に連絡が入っているのかもしれない。
エスケープルートがないので、山小屋間で情報共有がなされているのかな?
(酒が弱いので)ジュースを買って、サクッとテント設営。
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ゴロゴロしながら、今日の疲れを癒しました。
2日目はここまで、
3日目はいよいよ黒部五郎岳へ!!
山道具メモ
SCARPA | リベレOD
以前にも簡単に紹介した、この縦走もこのブーツで挑んだ。
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テントを担いだ2泊以上の縦走はトレランシューズでなく、
やはりブーツでくるべきだと思う。
体力や脚力がある人はもちろん、装備を徹底的に軽量化した場合は
トレランシューズでも行けるだろう。
軽いというメリットは確かに存在する。
しかし、ブーツの安定感はとても敵わない。
特に北アルプスのような岩が多いルートはブーツが良いと思う。
今回の縦走でもグレゴリーのバルトロ65や75のような大型ザックに
トレランシューズを履いているような人たちがたくさんいた。
軽くするために何が犠牲となり失われているかを考えた方が良い、と思う。
私の個人的な意見ではあるが、はっきり言ってそのギア選択はなしだ。
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