DCF – ダイニーマ・コンポジット・ファブリック でスタッフサックを作ります。
DCF – ダイニーマ・コンポジット・ファブリック を使います
DCF – ダイニーマ・コンポジット・ファブリック とは
非常に軽く強靱な極薄のフィルム状の生地で優れた耐久性と高い防水性を合わせ持っています。
汚れが付きにくく、生地が半透明なのが特徴です。
パリパリとしたハリのある生地ですが、使用するうちに生地がしなやかになり、透明度も変化します。
使用していく中で生地に変化があるため、経年劣化が楽しめると言えるでしょう!
通称「キューベンファイバー」
「キューベンファイバー」という名前を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
「キューベンファイバー」は通称だそうです!
自作キット / Stuff Sack Kit with Dyneema® Composite Fabric
![](https://i0.wp.com/ripstopbytheroll.com/cdn/shop/products/dyneema_tsuff_sack_kit_finished_1200x1200.jpg?resize=320%2C180)
![MYOG DCF Stuff sack kit 内容](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3766-2.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
今回はこちらの自作キット(Medium サイズ)を使用しました。
2022年2月6日時点で Sold Out でした。
キット内容
- 1.0 oz Dyneema Composite Fabric(仕上がりサイズ:8″ x 10″)
- Dyneema Composite Fabric Repair Tape(長さ:30″) ※シーム処理用
- ドローコード(太さ:1.5mm 、長さ:30″)
- コードロック
![MYOG DCF - ダイニーマ](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3767-2-scaled.jpg?resize=1200%2C900&ssl=1)
![MYOG DCF Stuff sack kit - シームテープ](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3768-2-scaled.jpg?resize=1200%2C900&ssl=1)
個別で購入する場合
Ripstop By The Rollで購入できます。
![](https://i0.wp.com/ripstopbytheroll.com/cdn/shop/products/0.51-DCF---GRAY---SWATCH_1200x1200.jpg?resize=320%2C180)
1.0 oz は2022年2月6日時点で Sold Out でした。
また、DCFは日本の通販サイト等でも購入可能です!
Dyneema® Composite Fabric
ドローコードやコードロックもなども別途購入が必要です。
通販サイトについてはこちらの記事でまとめてます!
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/01/myog_通販サイトまとめ.jpg?fit=300%2C158&ssl=1)
TRAILS STORE / MYOG KIT #01 ULスタッフサック
生地はシルナイロン30Dもしくは20Dですが、日本でも自作キットが販売されてます!
説明書も入ってます。
これは欲しい…
生地や他の素材が揃っているのって、本当に楽です!
作成手順の説明書があれば、ノウハウも学べます。
スタッフサック作成手順
動画で作成手順が公開されています。
とてもわかりやすい動画になってます!
1. 生地を裁断する
自作キットなのでカット済みでしたが、生地を自前で用意する場合は
縫い代を考慮しつつ好みのサイズにカットします。
横は仕上がりサイズの2倍の長さにカットしてください。
また、開口部はドローコード(1.5mm)を通すため、余分に縫い代を確保します。
![MYOG DCF Stuff sack](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/stuff_sack_v2.png?resize=800%2C600&ssl=1)
キットの仕上がりサイズ
横:8インチ = 20.32cm
縦:10インチ = 25.4cm
2. 折り曲げて、サイドとボトム部分を縫い合わせる
折り曲げて、クリップやまち針等で仮止めします。
![MYOG DCF Stuff sack kit ピン留め](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3770-2.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
サイドとボトム部分をそれぞれ縫います。
![MYOG DCF Stuff sack kit ミシンで縫う](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3771-2.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
仮止めクリップは非常に便利なアイテムです。
MYOGする場合は持っておくと良いでしょう!
まち針だと生地に穴が空き、防水性能が落ちる恐れあり。
3. シームテープを貼る
縫い終えたサイドとボトム部分にシームテープを貼ります。
まず片側半分を貼り付けます。このとき、机に貼り付けてしまうと真っ直ぐ綺麗に貼れます。
その後、机に貼った部分を折り込む形で貼っていきます。
![MYOG DCF Stuff sack kit シームテープ貼り](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3774-2.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![MYOG DCF Stuff sack kit シーム処理完了](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3775-2.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
4. 開口部を縫う
裏返して、ドローコードを挟み込みながら開口部を約1周縫っていきます。
![MYOG DCF Stuff sack kit ドローコード 縫う](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3777-2-scaled.jpg?resize=1200%2C900&ssl=1)
なお、ドローコードが抜けないように、マスキングテープで止めました。
(動画では止めずにそのまま縫ってます)
![MYOG DCF Stuff sack kit ドローコード止め](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3778-2-scaled.jpg?resize=1200%2C900&ssl=1)
ドローコードが出る場所を1〜2cmほど確保するため、1周しきる手前で止めます。
![MYOG DCF Stuff sack kit 開口部 ミシン](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3779-2-scaled.jpg?resize=1200%2C900&ssl=1)
5. コードロックをセットする
コードロックを通して、紐を結びます。
最後にライターで末端処理をすれば、完成です!
![MYOG DCF Stuff sack kit ドローコード末端処理](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3780-2-scaled.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![MYOG DCF Stuff sack kit 完成](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3782-2-scaled.jpg?resize=1200%2C900&ssl=1)
番外編. 【アークテリクス】アトム LT フーディを入れてみた
アークテリクスのアトムを入れてみました!
ジャストサイズ!
![MYOG DCF Stuff sack kit 完成品 パッキング](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3783-2-scaled.jpg?resize=1200%2C917&ssl=1)
多少の水がかかっても大丈夫なスタッフサックが完成しました!
まとめ
40分ほどで完成し、1時間はかかりませんでした!
15〜20分で作成可能と書いてありましたが、手順を確認しながらだとちょっと厳しかったです笑
また、開口部を縫うのが少し大変な程度で、比較的簡単に作ることができました。
CDFはハリが強い生地なので、わざと少しクシャクシャしたぐらいが使いやすいですね。
シルナイロンなど、別の生地でもスタッフサックを作ってみたいと思います!
コメント
コメント一覧 (2件)
コメント失礼します。
こちらで紹介のあるシームテープは何をお使いになられたのでしょうか?
DCFに馴染むテープがうまく見つけられず、ご教示いただきたいです。
よろしくお願いいたします。
返信が遅くなりました…。
このスタッフサックでは以下のシームテープを使用しています!
1″ Dyneema® Repair Tape