最高のロケーションを誇る劔沢と最高の沢地形ラインの雷鳥沢
今年もやってきました、1泊2日の春の立山バックカントリースキーです!
春はここに来ないと始まりません…!
立山バックカントリースキー 剱沢と雷鳥沢を滑る
最高点の標高: 2773 m
最低点の標高: 2259 m
累積標高(上り): 991 m
累積標高(下り): -1132 m
総所要時間: 04:31:25
雷鳥沢滑走後、サンセットライドのために登り返した記録が途絶えてます。
なぜかうまく記録されていませんでした。
扇沢から入山
今回は扇沢から入山しました。
富山県 立山からの入山と比べると、乗り換えが多いので大変…
黒部ダム
黒部ダムまではバスで15分ほどで到着。
平日なので、人は少なめでした。
黒部ダムの下流の雪の状態を確認。
内蔵助カールからの黒部川までいくルートを狙っていましたが、今回はやめにしました。
ケーブルカーからのロープウェイ
黒部ダムからケーブルカーに乗り換えて黒部平へ。その後、ロープウェイで大観峰まで上がる。
翌日滑走予定の東一ノ越とタンボ平を確認します。
最後はトロリーバスで室堂へ向かいます。
立山・室堂
室堂ターミナルで高所順応しながら、準備をして外へ出ると立山三山がお目見え!
今年もここに来ることができました。
天気も回復に向かう予報で、期待が膨らみます。
雷鳥沢を登る
まずは雷鳥沢を目指して、室堂散策気分で歩きます。
今日のメインである雷鳥沢を確認する。
短い距離ですが、雷鳥荘から雷鳥沢キャンプ場まで1本滑ります。
地獄谷の火山ガスの影響で、雪が黄色になっている。
キャンプ場から本格的な登りが始まります。
まずは広い尾根を登っていきます。
前半〜中間部分の斜度はキツくない。
雷鳥沢の大きな沢地形を見ながらハイクアップして行きます。
どこをどう滑ろうか、そんなことばかり考えてしまう。
最後は急斜面なので注意。
稜線に乗り上げて別山乗越に向かう。
気温が低いときは無理せず早めにアイゼンに履き替えたい。今回はシールで問題なく上がれた。
別山乗越・剱御前小舎
別山乗越にある剱御前小舎に到着しました。
剱沢を滑走する
はじめて滑走する剱沢!
ドロップ地点の景色から最高すぎる。剱岳がかっこよい。
剱沢小屋まで1本で!
メローな斜面が快適に続いていて、あっと言う間に終わってしまった。
劔沢から見る剱岳が好き。
これが見たくて劔沢を滑ったと言っても過言ではない。
相棒のWhite Walkerと一緒に写真に収める。(これが撮りたかった笑)
剱沢はロケーションを楽しむために滑る価値があります。
剱沢小屋以下も楽しいそうだったとのことですが、今日はもう別山乗越まで登り返します。
登り返しは滑ってきたメローな斜面を登り返すだけです。
最後の最後だけ斜度があるので、気をつければ問題ないかなと思います。
雷鳥沢を滑走する
本日のメインディシュ 雷鳥沢、滑るのは久しぶりです。
雷鳥沢は私がトップを務めさせていただきました〜
滑走終了!
満足すぎる1本いただきました。
雷鳥沢のボトムで小一時間のんびりします。
雷鳥沢横のラインを攻める
たっぷり休憩をしたので、もう1本滑ります。
雷鳥沢の横に良さげな斜面があるので、標高2600mぐらいまで登り返してサンセットライドを狙います。
ドロップ地点に到着しました。
下から見るより、斜度があります。
大日岳方面も美しい。
良い滑走ができました。
このライン、面白いですね。
雷鳥荘に到着
雷鳥沢キャンプから雷鳥沢への登り、通称 絶望の丘(勝手呼んでいるw)を登り切ってゴール。
本日のお宿である雷鳥荘に到着しました。
振り返ると、今日滑ったラインが見える。
とても充実した立山BCの初日でした!
YAMAP 活動日記・ルート詳細
YAMAPでも活動日記やルート詳細を公開しています。
立山バックカントリースキー 劔沢・雷鳥沢 2022-04-22 / drop inさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
まとめ
春の立山、最高の1日。
ロケーションが最高な劔沢、沢地形が最高な雷鳥沢を満喫することができました!
2日目はタンボ平です。
立山エリアの積雪状況
雪解けが早い
どうやら雪解けが早いようで、特に稜線の雪解けが早いそうです。
雄山・山崎カール
真砂岳方面
真砂岳方面の稜線も異常に雪がなかった。
稜線から少し下ると雪があると言う不思議な状況でした。
雷鳥沢の上部から雄山方面を見ても、雪がないことがわかる。
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