念願の不帰キレット踏破!
白馬岳・不帰ノ嶮 リベンジ縦走
台風一過の好天を狙って、早速リベンジに行ってきました!
先日の敗退した記事はこちらです↓
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-14-13-00-13.jpg?fit=300%2C225&ssl=1)
さすがに全く同じルートでの縦走ではつまらないので、
猿倉から入山し白馬大雪渓を歩くルートに変更。
初日に天狗山荘まで行き、2日目に不帰ノ嶮〜唐松岳を歩きます。
白馬大雪渓と白馬三山縦走
ルート・行動記録
ルート・行動記録はYAMAPでご確認ください!
白馬三山-不帰ノ嶮-唐松岳-2019-08-17 / drop inさんの白馬岳・唐松岳・白馬鑓ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
車を八方尾根スキー場にデポ
八方尾根スキー場の無料駐車場に車を停める。
八方尾根バスターミナルからバスに乗り、猿倉荘に向かう。
猿倉荘
![白馬岳・不帰ノ嶮縦走 猿倉荘](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-6-38-39.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
バスは混み混みでした。
まぁ、お盆休み&土曜日なので仕方ないですね。
![白馬岳・不帰ノ嶮縦走 白馬尻小屋へ](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-6-50-25.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
序盤はなだらか道が続きます。
![白馬岳・不帰ノ嶮縦走 登山道](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-6-56-26.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
サクサク進みます。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-7-29-10.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
何度か木の橋を渡ります。
なだらかの道を30分ほど進むと
少し登りが始まります。
と言っても、
キツくない登りです笑
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-7-33-09.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
階段状になったり、木道が出てきたりすると
小屋が近いんだろうな、と感じますよね。
白馬尻小屋
白馬尻小屋に到着。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-7-36-34.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-7-37-20.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
白馬尻小屋で軽く休憩し、大雪渓に向かいます。
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-7-52-04.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
雪渓の上を歩くまで、もう少し登ります。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-7-53-23.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
雪渓はまだかな〜
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-7-54-52.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
まだかな〜
白馬大雪渓
白馬大雪渓に到着しました。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-8-02-52-1.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
ようやく大雪渓の上を歩けます。
私も軽アイゼンを装着します。
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-8-12-59.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
今回の山行のために前日に新調しました。
雪渓の状態にもよりますが、アイゼンを外して土の上を歩くことになります。
着脱しやすい軽アイゼンは便利かと思います。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-8-12-56.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
夏の大雪渓、当然といえば当然ですが
土をかぶっていて汚いですね。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-8-20-26.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
ところどころ、雪渓が大きな口を開けてます。
落ちないように注意です。
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-8-44-42.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
雪渓はだいぶ溶けているので、秋道を歩くところも多い。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-8-51-48.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
今回思ったことは軽アイゼンは必須だということ。
雪渓に歩きに慣れた人なら不要…みたいなことを書いた記事を見るけど、
アイゼンないと無駄に体力使うと思います。
安全ですし、軽量化で省くアイテムではないと思います。
【mont-bell】コンパクトスノースパイクは、230g(ペア・スタッフサック込み)と十分軽いです。
雪渓を歩くときは、アイゼンもしくは軽アイゼンを持っていこう!
個人的には、10/12本爪のアイゼンは不要かなと思いました。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-9-11-31.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
大雪渓の終わりが見えてきました。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-9-23-20.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
ガスガスで前が見えないので、
落石に神経を集中させながらの登りでした。
後ろからもゾロゾロと登ってきます。
前にもすんごい人、後ろにもすんごい人。
さすが白馬岳。人気です!
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-9-34-28.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
さて、白馬岳頂上宿舎に向け出発。
歩きやすい道ではありますが、不安定な石や岩もチラホラ。
落石には注意です。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-9-42-59.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
整備が行き届いております。
本当にありがたいことです。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-9-44-39.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
ちょっと人工物が多く、残念。
整備に使っているもののようにも見える。
ここに置かなくても… と思っちゃう。
ただ、これだけはちゃんとお伝えせねば。
いつも整備ありがとうございます!
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-9-56-01.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
雪渓歩きも楽しいけど
こういう登りも楽しいですね。
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-10-16-09.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
緊急事態にならないように
心掛けたいものです。
ここで軽く一本。
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-10-29-25.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
ちらっと白馬岳頂上宿舎が見えました。
まだ距離はありそうです。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-10-37-36.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
確かに綺麗だ。
名前はさっぱりだ笑
花に詳しい人と来ると楽しそう。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-10-39-51.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
今回、ライチョウには会えませんでした。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-10-42-23.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
白馬岳頂上宿舎まであと少し。
白馬岳頂上宿舎
白馬岳頂上宿舎に到着。
ここでテント泊する場合は
すぐにテント設営に行きましょう。
あっという間に埋まると思います。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-11-09-45.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
さぁ、私はここでは泊まらないので
白馬岳方面へ。
ガスが晴れそうにないので
正直、白馬岳に行くか迷いました笑
白馬山荘
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-11-56-12.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
ここにバックパックをデポして
頂上に向かいます。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-11-26-32.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-11-26-52.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
白馬岳
空荷なので、白馬山荘からすぐに山頂に到着。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-11-40-49.jpg?fit=1024%2C769&ssl=1)
ガッスガスにつき展望はありません。
また来ようと思います。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-11-51-14.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
白馬岳開拓にご尽力したお方。
詳細はこちら。
次は晴れの白馬岳に登りたいものです。
さて、今日は天狗山荘に泊まるので先を急ぎます。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-12-12-43.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
12時でこの状況。
良い場所を確保するためには早く到着するようにしましょう。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-12-15-36.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
杓子岳、そう聞くと思い浮かべるのは
「ジャンクションピーク」ですよね?笑
BCやってるいる方には通じると勝手に思ってます!!
杓子尾根と双子尾根が綺麗に交わり、
杓子岳頂上につながる。
この杓子尾根と双子尾根が綺麗に交わる部分が
「ジャンクションピーク」。
白馬エリアのバックカントリーにおける
憧れのポイントのひとつ。
厳冬期ともなると
かなりの技術が必要でしょう。
しっかりと経験を積んで
いつか挑戦したいです!
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-12-26-31.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
歩きやすい稜線。
白馬岳頂上宿舎で泊まる人がほとんどなのか、
全然人がいない。
とても静かです。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-12-28-40.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
一旦下ってから登ります。になります。
こう見るとなかなかの登りだ…
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-12-51-01.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-12-53-58.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
ゴツゴツした岩ではなく、ザレた道。
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-12-54-00.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
頂上を通らない巻道があります。
今回はもちろん頂上へ行きたいと思います。
杓子岳
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-13-15-29.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
うん、ガスや。
本当はどんな景色なのだろうか。
ここでもまた来ようと心に誓い、先を急ぐ。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-13-17-38.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
左側が「東壁」
ここの滑走レポもちょくちょく見かけますね。
いつか挑戦したい。
またしても、一旦下ります。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-13-28-20.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
少し平行移動。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-13-31-49.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
そしたら登りはじめます。
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-13-49-42.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
もう少しで頂上や〜
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-13-55-04.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
前にいた学生パーティが見えました。
とんでもなくデカい荷物背負ってました。
どこまで行くのか。
学生時代が懐かしい。
テントだけでザックの1/4くらい占めていたなぁ、8人用だった記憶がある笑
白馬鑓ヶ岳
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-14-11-56.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
無事登頂!
白馬・杓子ほどではないが十分ガスってる笑
展望もないので、本日のゴール「天狗山荘」に向かう。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-14-30-05.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
鑓温泉も気になる。
白馬三山に再度来ることは
もう確定してる。
次は鑓温泉へ下るのもアリかも。
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-14-39-42.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-14-44-09.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
天狗山荘への最後の下り。
天狗山荘
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-14-53-48.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
天狗山荘に到着。
スムーズに来れました。
ちなみに倒壊と再建の関係で
今年まで天狗山荘は売店・テント泊のみ可能。
小屋泊まりはできないので注意してください。
![](https://i2.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-18-04-55.jpg?fit=1024%2C768&ssl=1)
なかなかペグが効かないので、石で工夫して設営しました。
やっぱ、カッコ良いぜ〜。
鑓ヶ岳と同じくらいトンがってる!!
![](https://i1.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-18-18-08.jpg?fit=1024%2C576&ssl=1)
18時ごろ。
ようやくガスが晴れました。
めっちゃ綺麗やん。
そして明日は晴れ確定でしょう。
明日はいよいよ不帰ノ嶮!
前編はここまで。
山道具メモ
mont-bell – モンベル | コンパクトスノースパイク
![](https://i0.wp.com/the-drop-in.com/wp-content/uploads/2019/08/写真-2019-08-17-8-12-59.jpg?resize=512%2C384&ssl=1)
2000円ほどで購入できますし、大雪渓に行くならぜひ持っていくのが良いでしょう。
![](https://i0.wp.com/webshop.montbell.jp/common/images/product/prod_c/c_1129601_og.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
もう少ししっかりしたスノースパイク6 クイックフィットと迷ったのですが、個人的にはコンパクトスノータイプで十分でした。
もちろん、夏の大雪渓では、ですが。
前述もしてますが、軽アイゼン、もしくはチェーンスパイクは必携だと思います!
![](https://i0.wp.com/webshop.montbell.jp/common/images/product/prod_c/c_1129613_og.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
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