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2019.08.17-18 白馬岳・不帰ノ嶮縦走 vol.1 | 白馬大雪渓から不帰キレット踏破

白馬岳 不帰ノ嶮 縦走
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念願の不帰キレット踏破!

目次

白馬岳・不帰ノ嶮 リベンジ縦走

台風一過の好天を狙って、早速リベンジに行ってきました!

先日の敗退した記事はこちらです↓

さすがに全く同じルートでの縦走ではつまらないので、
猿倉から入山し白馬大雪渓を歩くルートに変更。

初日に天狗山荘まで行き、2日目に不帰ノ嶮〜唐松岳を歩きます。

白馬大雪渓と白馬三山縦走

ルート・行動記録

ルート・行動記録はYAMAPでご確認ください!

白馬三山-不帰ノ嶮-唐松岳-2019-08-17 / drop inさんの白馬岳唐松岳白馬鑓ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

車を八方尾根スキー場にデポ

八方尾根スキー場の無料駐車場に車を停める。
八方尾根バスターミナルからバスに乗り、猿倉荘に向かう。

猿倉荘

白馬岳・不帰ノ嶮縦走 猿倉荘
猿倉荘

バスは混み混みでした。
まぁ、お盆休み&土曜日なので仕方ないですね。

白馬岳・不帰ノ嶮縦走 白馬尻小屋へ
まずは白馬尻小屋へ

序盤はなだらか道が続きます。

白馬岳・不帰ノ嶮縦走 登山道
とても歩きやすい

サクサク進みます。

水が綺麗

何度か木の橋を渡ります。

なだらかの道を30分ほど進むと
少し登りが始まります。

と言っても、
キツくない登りです笑

階段状になっている

階段状になったり、木道が出てきたりすると
小屋が近いんだろうな、と感じますよね。

白馬尻小屋

白馬尻小屋に到着。

ようこそ大雪渓へ
冷気が心地よい

白馬尻小屋で軽く休憩し、大雪渓に向かいます。

もうすぐ大雪渓

雪渓の上を歩くまで、もう少し登ります。

滑りたい笑

雪渓はまだかな〜

ガスガスですねぇ

まだかな〜

白馬大雪渓

白馬大雪渓に到着しました。

いよいよ!!

ようやく大雪渓の上を歩けます。

私も軽アイゼンを装着します。

【mont-bell】コンパクトスノースパイク

今回の山行のために前日に新調しました。

雪渓の状態にもよりますが、アイゼンを外して土の上を歩くことになります。
着脱しやすい軽アイゼンは便利かと思います。

汚い…www

夏の大雪渓、当然といえば当然ですが
土をかぶっていて汚いですね。

パックリ割れ

ところどころ、雪渓が大きな口を開けてます。

落ちないように注意です。

秋道

雪渓はだいぶ溶けているので、秋道を歩くところも多い。

ザクザク進む

今回思ったことは軽アイゼンは必須だということ。

雪渓に歩きに慣れた人なら不要…みたいなことを書いた記事を見るけど、
アイゼンないと無駄に体力使うと思います。

安全ですし、軽量化で省くアイテムではないと思います。
【mont-bell】コンパクトスノースパイクは、230g(ペア・スタッフサック込み)と十分軽いです。

雪渓を歩くときは、アイゼンもしくは軽アイゼンを持っていこう!

個人的には、10/12本爪のアイゼンは不要かなと思いました。

ラストスパート

大雪渓の終わりが見えてきました。

大雪渓、終了

ガスガスで前が見えないので、
落石に神経を集中させながらの登りでした。

後ろからもゾロゾロと登ってきます。

前にもすんごい人、後ろにもすんごい人。

さすが白馬岳。人気です!

さて、白馬岳頂上宿舎に向け出発。

歩きやすい道ではありますが、不安定な石や岩もチラホラ。
落石には注意です。

雪解け水が豊富

整備が行き届いております。

本当にありがたいことです。

岩屋跡

ちょっと人工物が多く、残念。

整備に使っているもののようにも見える。
ここに置かなくても… と思っちゃう。

ただ、これだけはちゃんとお伝えせねば。

いつも整備ありがとうございます!

どんどん高度を稼ぎます

雪渓歩きも楽しいけど
こういう登りも楽しいですね。

緊急避難小屋

緊急事態にならないように
心掛けたいものです。

ここで軽く一本。

右奥に小屋が!

ちらっと白馬岳頂上宿舎が見えました。

まだ距離はありそうです。

花の百名山 白馬岳の真骨頂

確かに綺麗だ。

名前はさっぱりだ笑

花に詳しい人と来ると楽しそう。

今回、ライチョウには会えませんでした。

ラストスパートです!

白馬岳頂上宿舎まであと少し。

白馬岳頂上宿舎

白馬岳頂上宿舎に到着。

ここでテント泊する場合は
すぐにテント設営に行きましょう。

あっという間に埋まると思います。

分岐

さぁ、私はここでは泊まらないので
白馬岳方面へ。

ガスが晴れそうにないので
正直、白馬岳に行くか迷いました笑

白馬山荘

白馬山荘

ここにバックパックをデポして
頂上に向かいます。

白い…
白馬連山高山植物帯

白馬岳

空荷なので、白馬山荘からすぐに山頂に到着。

見事に登頂

ガッスガスにつき展望はありません。

また来ようと思います。

松沢貞逸顕彰碑

白馬岳開拓にご尽力したお方。
詳細はこちら

次は晴れの白馬岳に登りたいものです。

さて、今日は天狗山荘に泊まるので先を急ぎます。

色とりどりのテントたち

12時でこの状況。

良い場所を確保するためには早く到着するようにしましょう。

杓子岳へ!

杓子岳、そう聞くと思い浮かべるのは
ジャンクションピーク」ですよね?笑

BCやってるいる方には通じると勝手に思ってます!!

杓子尾根と双子尾根が綺麗に交わり、
杓子岳頂上につながる。

この杓子尾根と双子尾根が綺麗に交わる部分が
「ジャンクションピーク」。

白馬エリアのバックカントリーにおける
憧れのポイントのひとつ。

厳冬期ともなると
かなりの技術が必要でしょう。

しっかりと経験を積んで
いつか挑戦したいです!

2768mの手前

歩きやすい稜線。

白馬岳頂上宿舎で泊まる人がほとんどなのか、
全然人がいない。

とても静かです。

杓子岳までの道のり

一旦下ってから登ります。になります。
こう見るとなかなかの登りだ…

登ります

ゴツゴツした岩ではなく、ザレた道。

頂上を通らない巻道があります。

今回はもちろん頂上へ行きたいと思います。

杓子岳

杓子岳

うん、ガスや。

本当はどんな景色なのだろうか。

ここでもまた来ようと心に誓い、先を急ぐ。

左側が「東壁」

ここの滑走レポもちょくちょく見かけますね。
いつか挑戦したい。

またしても、一旦下ります。

少し平行移動。

鑓ヶ岳と続く道

そしたら登りはじめます。

頂上がお目見え

もう少しで頂上や〜

あとちょっと

前にいた学生パーティが見えました。

とんでもなくデカい荷物背負ってました。

どこまで行くのか。

学生時代が懐かしい。
テントだけでザックの1/4くらい占めていたなぁ、8人用だった記憶がある笑

白馬鑓ヶ岳

白馬鑓ヶ岳

無事登頂!

白馬・杓子ほどではないが十分ガスってる笑

展望もないので、本日のゴール「天狗山荘」に向かう。

分岐

鑓温泉も気になる。

白馬三山に再度来ることは
もう確定してる。
次は鑓温泉へ下るのもアリかも。

ほんの少し登る
あとは下るのみ

天狗山荘への最後の下り。

天狗山荘

到着〜〜!

天狗山荘に到着。

スムーズに来れました。

ちなみに倒壊と再建の関係で
今年まで天狗山荘は売店・テント泊のみ可能。

小屋泊まりはできないので注意してください。

設営完了

なかなかペグが効かないので、石で工夫して設営しました。

やっぱ、カッコ良いぜ〜。

鑓ヶ岳と同じくらいトンがってる!!

18時ごろ。

ようやくガスが晴れました。

めっちゃ綺麗やん。

そして明日は晴れ確定でしょう。

明日はいよいよ不帰ノ嶮

前編はここまで。

山道具メモ

mont-bell – モンベル | コンパクトスノースパイク

2000円ほどで購入できますし、大雪渓に行くならぜひ持っていくのが良いでしょう。

もう少ししっかりしたスノースパイク6 クイックフィットと迷ったのですが、個人的にはコンパクトスノータイプで十分でした。

もちろん、夏の大雪渓では、ですが。

前述もしてますが、軽アイゼン、もしくはチェーンスパイクは必携だと思います!

mont‐bell モンベル コンパクト スノースパイク
明日も山に行こう!
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