読売新道から赤牛岳・水晶岳・鷲羽岳を歩いた記事は DAY2 で。
黒部五郎岳を目指す
行動記録
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読売新道-赤牛岳-水晶岳-鷲羽岳-黒部五郎岳-2019-09-13 / drop inさんの北ノ俣岳(上ノ岳)・赤牛岳・赤木岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
三俣蓮華岳へ
出鼻を挫かれました、三俣山荘のトイレが激混みです(笑)
大幅に出発時間を遅れました。
多少混むかな〜と思って行くと、何の行列?という行列が…
嫌な予感がしつつ、近づいて行くとトイレ待ちの大行列でした。
みなさん、トイレは計画的に!
5:50 AM 出発。
すでに日が登り、暖かい。
まずは三俣蓮華岳を目指す。
読売新道を歩き切り、何だか自信がついた、ような気がする。
太郎平までなかなかの距離ではあるが
余裕でしょ、と思える。
もちろん、慢心はNGだけど。
双六岳・笠ヶ岳は縦走したことがあるが、双六からこちらへは来たことがなかった。
私はもちろん三俣蓮華岳に向かう。
富山・岐阜・長野の3県にまたがる山、三俣蓮華岳。
見渡す限り山、360度山に囲まれている。
この景色を持ってしても300百名山とは。
200の壁も厚いです…
これから向かうのはこちら。あれがかの有名な「五郎のカール」。
巨岩が点在しているとの噂だ。
黒部五郎小舎へ
まずは黒部五郎小舎に向かって下る。
足が軽い、よく動く。
早速、黒部五郎小舎を視界に捉えました。
7:30 AM 黒部五郎小舎に到着。
トイレ休憩を挟み、いざ黒部五郎岳へ!
まずはカールを目指す。
整った道を歩きます。
木のトンネルを抜けると、そこは「五郎のカール」と青い空。
五郎のカール
壮大な景色が広がるカールに到着しました。
巨岩が点々と転がっている。何とも不思議な光景です。
ここで水汲み。あとは水浴び。
冷たい水が心地よい。
視界不良の時は稜線を行く方が安全みたい。
ただ、熟達者向けのルートではあるようです。
今回は迷うことなくカールルートを選択。
カールから一気に稜線へ。
20分ほどで登り切りました。
想像より楽でした。
肩に到着。
山頂へは往復25分。
行き15分、帰り10分、ですね。
黒部五郎岳!
赤牛〜水晶〜鷲羽、昨日歩き倒した稜線を一望。
感無量です。ずっと見ていたい景色。
今回の縦走でだいぶ焼けた(笑)
山頂に長居しましたが、
肩まで戻ってきて水分補給。
赤木岳・北ノ俣岳を経て太郎平へ
肩から一旦下り、赤木岳を巻き北ノ俣岳へ。
赤木だけは、沢登りでは有名な「赤木沢」の源頭に位置する山。
山より沢のが有名な山ではなかろうか?笑
赤木沢遡行を終えた人たちがチラホラと。
赤木岳はピークを巻きます。
黒部五郎の肩から2時間。
激しいアップ・ダウンもなく、快適に歩くことができます。
ただ、北ノ俣から太郎平までがなかなかに遠い…
遠い笑
キツい登りがあるわけではないが
想像よりも1.5倍ほど長く感じる。
(見積もりが甘いだけw)
北ノ俣から1時間半弱で
何とか太郎平に到着!
小屋の前のベンチで休憩したいのを
我慢してまずはテント場へ!
ここ、テント場のある薬師峠までが
地味に遠いので注意。
まだ14時を過ぎたころだが、テント場は結構埋まっている。
良い場所を確保できたが、
15時半以降に到着した人たちは場所に苦労していた。
やはり、テント場埋まる問題は15時がキーポイントな気がする。
確実に良いポジションを狙うなら14時だろうか…
明日は帰るだけだし、今日はもうのんびりするだけ。
薬師岳もサクッと登ろうかと考えたが、今回はやめました笑
薬師と五色ヶ原、そして立山を繋ぐ縦走がしたいので
そのときのために取っておきます。
あと、薬師岳単体は何度も登頂しているので。
最終日、折立へ下山する
4日目、最終日。
折立へ下山します。
太郎坂は結構しんどいが、
ここまでの充実感で順調に進むことができた。
山は大好きだけど、下界に帰れると思うと、少しホッとする。
読売新道をソロで歩きたい【完】
それにしても、ここまで天候に恵まれた縦走は久しぶりだった。
大満足の縦走でした!!!
この縦走をもって、私の大好きな山は「黒部五郎岳」となりました。
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